どのChromebookを買えばいい?絶対にチェックすべき選定ポイント!【初めてのPCからサブ機まで】

買ったもの
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本日Chromebookを購入しました!

今回はChromebookを触ってみた感想と購入する時に気をつけるべきポイントをまとめていこうと思いますので購入の参考にしていただければと思います!

購入の目的

サブ機として安くて使い勝手の良い端末を1台持ちたかったからです。

現在MacBook Proを使っているのですが、実はキーボードが壊れています\(^o^)/

https://support.apple.com/ja-jp/keyboard-service-program-for-mac-notebooks

他の人のレビューを見ると修理には1週間ほど期間を要するようで(しかも今コロナの影響で持ち込みやってないし…)、コンピュータが近くにないと落ち着かない性格なのでChromebookの発表があったときは「これだ…!」と思い、検討していました。

今回買ったもの(ASUS Chromebook Flip C101PA)

ASUSの10.1型のChromebook(ASUS Chromebook Flip C101PA)になります。

現在日本で販売されているChromebookの中では最小サイズです。

https://www.asus.com/jp/Laptops/ASUS-Chromebook-Flip-C101PA/

特徴としてはコンパクトさに加えて、画面をひっくり返してタブレットタイプにしたり、タッチができたり、使い方に幅がある製品です。

家電量販店で一通り触って選択したので今回はChromebook全般に触れてレビューをしていきます。

Chromebookのおすすめポイント

早速本題のレビューに移りたいと思います!

キーボードがWindows/Macどちらのユーザーにも使いやすい

まず一番注目してほしいのはキーボードです!

Macユーザーなので日本語変換のボタンが左上にあるとどうしても使いにくいと感じていました。

発売メーカーはWindowsで有名なメーカーなので、Windows使用のキーボードだった場合購入を見送ろうと思っていました。

しかしChromebookのJISキーボードは画像のように変換ボタンが2箇所に存在するためどちらのユーザーにも自然に使いやすい設計になっているのです!

※製品によっては「英数/かな」ボタンがない機種もあるのでよく確認してください。

起動は圧巻の速度

「起動が速い」と言われていますが、実際の起動速度は↑の動画で伝わりますでしょうか?

スリープモードではなく、電源OFF状態からだと約5秒で立ち上がりが完了します。

「シンプル」だから初心者でもわかりやすい

起動したあとに驚くのはシンプルさです。

国産Windowsのように内製アプリが入っていることもなく、画像の下にあるアプリは全てブラウザが起動するショートカットです。

「Chromeだけで十分だろう」というGoogleの自信が伝わってきます。

https://www.google.com/intl/ja_jp/chromebook/howto/

ちなみにChromebookの使い方もブラウザから閲覧することが出来ますのでご参考まで!

簡単な画像編集からプログラミングまで出来る

今回購入を決めたきっかけは最近PCでやりたいことはブラウザがあればほぼ全て完結するのでは?という感覚があったからです。

この記事もChromebookから書いています。

画像編集もAdobeなどの有料ソフトは使えませんが無料のwebサービス経由である程度編集ができたり、driveからのアップロードできる機構が定着したためスマホのデータをdrive経由で受け渡ししてアップロードすることも簡単にできます。

Androidと同様にGooglePlayが入っているのでAndroidで画像加工アプリを使っている人は同じように使えます。

そして驚きなのはLinux環境で開発することができることです。

見ての通り、デフォルトでaptやgitが入っているため、スムーズに開発を始められそうです。

ブラウザ内で擬似的にLinux環境を立ち上げていますが、開発中に作られるファイルはChromeOS準拠のエクスプローラにLinuxファイルというディレクトリに保存されます。

これでChromebookでプログラミングを学習したい人にもオススメできますね!

購入するときはここを注意してほしい!4つのポイント

この記事を読んで頂いた方には絶対に買って後悔してもらいたくないので、絶対に見逃してもらいたくない選定基準を紹介していきます。

キーボードは色々、だからこそよく確認を。

家電量販店で一通り確認してきたのですが、キーボードは今回紹介したWin/Mac要素があるJISキーボードではなかったり、USキーボードしかないモデルもあったりします。

外装が気に入って買ってみたらキーボードの使い方が分からないとなっては大変です。

  • Macのようにキーボードが統一されていない
  • WindowsのようにJISキーボードだけというわけではない

Chromebookというこれまでにない分類だからこそよく確認して購入を決めてください!

タッチパッドはMacには勝てない…マウスを使うならUSBの確認を!

タッチパッドはMacが最高です。これはChromebookとは言えどのメーカーのChromebookでも勝ててない感じがしました。

タッチパッドには期待はしないほうがいいです。

そうなると必要になるのがマウスですが、機種によって最近のMacbookのようにアダプターがないとUSB-Aが使えないモデルがあるのでどのUSBが使えるのかよく確認したほうがいいです!

USB-Cは何箇所使える?

前述したUSBに関連しますが、結構重要なポイントです。

USB-Cが使えるからMacの代わりになると宣伝されているものがありましたが、USB-Cが充電用の1箇所しかないモデルが多くありました。

私は普段1つを充電、残り1つを外部ディスプレイに映していることが多いのでUSB-Cが2箇所以上使えることが必須条件でした。

Macを使っている人であればUSB-Cの数は必ず確認しておきましょう!

本当にこの容量必要?SDカードで十分じゃない?

Chromebookは3つのグレードがあり、わかりやすい違いの1つにストレージの量があります。

今回購入したChromebookはたった16GBしかストレージがありません。

しかし、Chromebookの思想としてファイルはGoogleDriveなどのクラウド環境に保存することをオススメしており、そこまでPCの内部にファイルを置くことはありません。

しかも今回購入したChromebookはmicroSDカードが入るため必要になったら数百GB増やすことが出来ます。

最初から今後のことを考えて大きすぎるものを買うよりは必要に応じてカスタマイズが出来るものを買うほうがお財布にも優しいです。

今回購入したChromebookは全てを満たす最高のサブPC

今回はChromebookのレビューを通して、購入する上での注意ポイントをまとめました。

が、結局のところそういったポイントを確認して購入を決めたのがこちらのChromebookになります

  • 話題のChromeOSを体験できる
  • キーボードがMacユーザーに優しいJISキーボード
  • 起動が速く、プログラミングも出来る
  • USB-Cが2箇所あり、通常のUSBもあるのでマウスも使える
  • 小さく持ち運びが容易でサブに打ってつけ
  • microSDが対応しているのでいつでも保存容量を増やせる
  • GooglePlayがあるのでAndroidとしての使い方ができる
  • なによりも安い!(Amazonなら40000円弱!!)

というメリットがかなり多かったので購入に後悔はありません!

Chromebookは

  • 家族みんなで使う万能PCとして、
  • 普段はデスクトップだけど持ち運ぶ用の廉価PCとして、

どちらでも使い勝手が効く製品だと思います。

ぜひ購入をご検討ください!

(3/22追記)他のデバイスを使っている場合のポイント

めちゃめちゃ貴重なご意見を頂きました。

確かに環境が変わったりする場合、どのソフトがこれまで通り使えて、どのソフトが使えなくなるかは大変重要でした。。というわけで解説していきます!

Windowsユーザーから見たChromebook

WindowsPCを使っている方がまず考慮すべきポイントはMicrosoftのOffice製品が使えない点です。

Microsoft製品を使っている場合、一度Googleドライブにアップロードし、インポートを行うと、これまで使ってきたファイルを使うことが出来ます

他にもデザイン向けのAdobe製品(Photoshop、Illustratorなど)やCLIP STUDIOのWindows版は使えません。

GooglePlayがあるのでAndroid用のデザイン製品を使える可能性がありますが、店員さんに確認した時点で使えないアプリもあるらしいのであまり期待しないほうが良いでしょう😭

Macユーザーから見たChromebook

キーボードに大きく変化がなかったので思ったより影響はないです。

ただ、Macと比較するとiPhoneとの連携は弱いです。Google製なので。。

Chromebookは基本的にブラウザが起点となって動くので、カレンダーやメモなどのMacOSのデフォルトアプリやAppStoreでインストールできるアプリは使えません

Xcodeも入らないためiOSアプリの開発も出来ません

エンジニア向きの意見で言うと、エディタが充実していないのが欠点かなぁというところです。

エディタの比較をしている記事があったのでご参考まで

https://www.minihack-lab.com/posts/20180425154152/

開発は出来ますが、ゴリゴリ開発したいのであればわざわざChromebookを買う必要はないかなぁと思います。Macを持っているのであればそれを使うべきで、移動中などに使うあくまでサブ機ポジションがベターだと思います。

Linuxユーザーから見たChromebook

Linuxを使っている人がChromebookに引っ越すことはなさそうな気がしますが、念の為。

ChromebookにはLinuxの環境が立ち上げることは可能ですが、2020年3月現在β版となっています。

Linux環境はSandbox環境を仮想的に作っているため、LinuxPCというより「開発用のLinuxが用意されてるよ」という感じです。

β版ということで今後アップデートがある可能性があるので今後に期待ですね👀

https://support.google.com/chromebook/answer/9145439?hl=ja

Androidタブレットユーザーから見たChromebook

Androidタブレットは持ってないのであまり参考にしないでほしいのですが、Androidからの移行は比較的ハードルが低いように感じます(どちらもGoogle製なので…)

ChromeOSと言いつつ「Android PC」というポジションなので、よりGoogleのOfficeアプリが使いやすくなったものという認識で良いかと。。

iPadユーザーから見たChromebook

機能としてはiPadの方が自由度は高いです。絵も書けるし、アプリも色々対応しているし、、

先日発表された Magic Keyboard が発売されたら、ブログを書く程度であればiPadを選ぶかもしれません。

ちなみに1端末でやりたいことが出来る幅広さはiPadが上、少しでも開発をする可能性があるならChromebookが良いと思います。

主観になるのですが、あくまでiPadはタブレットなのでキーボードなどに関してはChromebookの方が使いやすいと思います。そこはPCのメリットだと思います。(iPadで慣れていれば問題ないですが!)

また次の章で詳しく説明しますが、ChromebookはPCとしてUSB端子もあるので各種外部機器を比較的簡単に使うことが出来るので、ビジネスとして使うのであればChromebookの方が便利だと感じる部分はあると思います。

プリンタやペンタブは使えるのか

外部機器が使えるのかも気になるところだと思ったので、実際に家にあるもので確認してみました。

使える(※C101PAの場合使えない
マウス【有線/Bluetooth】(ELECOM)MIDIキーボード(KORG)※確認方法不明
外付けSSD(ELECOM)LeapMotion(LeapMotion)※確認方法不明
外付けディスクドライブ(Pioneer)
Bluetoothキーボード(Logicool)
PS4コントローラー【Bluetooth】(SONY)
無線タッチパッド(Logicool)
プリンタ【有線/Bluetooth】(Canon)
ペンタブ(WACOM)
Webカメラ(Logicool)
ヘッドホンアンプ(Audinst)
USBハブ(iBUFFALO)

ということは分かりました。思ったより使えましたね。。

ドライバーの関係で使えない機器は多いと思っていたのですが、ペンタブやプリンタなどほとんどの機器に対応しておりました。

MIDIキーボードやLeapMotionは確認方法がわからなかっただけで、動かないことを確認はしていないため使えるかもしれないです。

結果的にWindowsとMacと比較した結果は微妙な雰囲気が出てしまいました。

しかし、あくまでChromebookは既にPCを持っている人にとってはサブ機として割り切るポジションかと思うので、そこも加味して参考にしてもらえれば幸いです。

最後の最後に注意点

初期不良のサポートが2週間保証されているのですが、購入時に入っている箱や説明書が紛失しているとサポートを受けられないという注意を受けました。

必ず購入してから2週間は箱や説明書を保管しておいてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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