自作のライブラリを公開する方法【Google Apps Script / GAS】

GAS/TwitterBot
two 3d humans give their hand for handshake
この記事は約4分で読めます。

多くの人に使って頂いている TwitterClientライブラリ ですが、独自に改変して使いたいという要望も出てきたので、せっかくなのでGoogle Apps Scriptで作ったライブラリを公開してインポートする方法をまとめたいと思います。

自作のライブラリを公開する方法

Google Apps Script で公開したい処理を書く

まず自分で公開したい処理を書きます。

http://script.new ← これでいきなりGASのエディタ画面にいけるの知ってました👀?

今回は要望に沿って進めたいと思うので、下記のライブラリの処理をまるごとコピペしましょう。

Apps Script – Google Apps Script

注意点ですが『どこの名前がライブラリの公開の時に影響するか』は把握しておきましょう。

ライブラリ名とクラス名が同じになっていてわかりにくいのですが、それを同じにしなければならないルールは特にないです。

ファイル名に当たる部分が公開したときのライブラリ名になるので、そこだけ覚えておいてください。

よくわからない場合は名前を変えないでおいたほうが無難です。
(※ 変えないでおいた場合の注意点は後ほど説明します)

また公開したいライブラリに登録されている既存のライブラリは、公開したいライブラリに登録していないとエラーになります(この場合はOAuth1というライブラリがないとダメ)

ライブラリの登録の方法は次の章で説明します。

使っているライブラリを確認・登録する

コピペ元のライブラリがどのライブラリを使っているのかを知る方法があります。

以下の画像のように既存のライブラリの『︙』を選択すると『新しいタブで開く』があります。

そうするとよくわからないライブラリの概要ページが表示されるのですが、URLに記載のある部分がライブラリのIDです。

ここで取得したIDを公開しようとしていライブラリに登録しましょう。

余談ですが、

https://script.google.com/u/1/home/projects/[ライブラリID]/edit

でライブラリのコードが読めますので、ライブラリの処理が気になる方は覗いてみてくださいw

保存して閲覧権限を付与する

次に保存して公開します。注意すべきは公開の部分です。

ライブラリはデプロイしても閲覧権限がなければ使えません。

個人で利用する場合は特に公開設定をする必要はありません。

社内で使う場合、世界中に使ってもらいたい場合、公開範囲は変わってくると思うので適切な公開範囲で設定してください。

編集権限まで与えてしまうと間違えて編集されてしまったなんてことにもなるのでお気をつけください。。

デプロイする

いよいよデプロイです。

右上にデカデカと『デプロイ』ボタンがあるのでそこまで難しくないと思います。

重要なポイントは『種類の選択』で『ライブラリ』を選択することです。

デプロイが完了するとライブラリ情報が表示されます。

ライブラリのデプロイ・公開についての説明はこれで終わりです。

リリースしたライブラリの使い方

ライブラリのIDを入力する

このブログでTwitterClientを使っていただいた人であれば説明は不要だと思いますが、ライブラリは『+』から追加できます。

同じIDのライブラリは入れられないので不要なものを消すかIDを変える

ここで先程書いた、『名前をファイル名を変えないでおいた際の注意点』ですが、同じ名前のライブラリは1つのGASに複数登録することが出来ません(どっちのライブラリを呼び出せばいいかわからなくなるため『複数回使用されているサービスIDが見つかりました』というエラーが出ます)

その場合、既に入れているTwitterClientを削除するか、登録の際にIDをTwitterClient2などで登録して、呼び出す際に、TwtitterClient2.getInstance のようにすればOKです。

まとめ 〜 ライブラリの公開は簡単 〜

実際に手を動かしてやってみると権限の付与とUI上でのデプロイだけなのでそこまで難しくないと思います。

わからない部分があったらコメント受け付けてますのでご連絡ください。

ここまで読んで頂きありがとうございました〜〜

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